【ちゃんとできてる?間違いだらけのライン選び~リザーバー編~】

こんにちは!
YOUTUBERのバスキエです!

最近巻きモノで釣れまくっているのですが、いつこの好調が終わるのかビクビク過ごしている今日この頃です。
それにしても巻きモノは楽しい!
巻いているだけでヒーリング効果があると思ってます。

最近の動画ではついに巻きモノ専用ロッドを導入しています。
レイドジャパンGA-70MGC engraveが気になっている方は是非覗いてみてください。



さて、前回はフィールド別ライン選択の薦め・河川編について書いてみましたが、今回はリザーバー編です!
都心部に住んでいる方は恐らく最寄りの野池は魚釣り禁止ではないでしょうか?

そして河川のバスは釣れない・・・
でも、1時間くらい車を走らせればバスが生息するリザーバーがいくつかある、なんていうのはシティボーイあるあるかと思います。
今回はそんなオカッパリアングラーの皆さんの為に、リザーバーでのライン選びについてご紹介していきたいと思います。




【ラインの太さはまずタックルで選ぶ】

まずはベイトリールです。
バスキエのホームレイクの一つに青野ダム(兵庫県)があります。
水位の増減で釣り方が全く異なってくる特徴をもつリザーバーでのオカッパリでは、とにかくレンタルボート並みにタックルを仕込んで釣り場に行きます。



用意するタックルは、

◆ベイトフィネス
◆ML~Mクラス
◆MHクラス
◆H~XHクラス


うん、全部ですね。
家の横がリザーバーで毎日状況が把握できている方であれば、持っていくタックルは1本で済むでしょう。
しかしシティボーイのバスキエは、ベイトタックルに関しては少なくともこれくらい車に積んでおかないと、釣り場に着いたとき状況にアジャストできません。
オカッパリアングラーや、タックルを沢山持っていない方は、ベイトフィネスとMHクラスの2本は積んでおいた方がバスキエ的にはベターです。
車に沢山積んで、現地でフィールドを見て1~2本に絞る、これがバスキエスタイルです。
(夜間釣行がメインの方は車上荒らしにご注意ください)

河川のようにポイントの特徴や水深が限定的であればタックルセッティングやラインの太さも自ずと決まってくるのですが、リザーバーは水深数十メートル~から数十センチまで、縦スト、ガレ場、岩盤、カバー、サンドバー、バックウォーターまでポイントの種類と状況変化の要素が非常に多く、リザーバーに行くならラインは何ポンドだね、とは到底断言できないのです。



とは言え、最近は1本で軽量級~重量級まで扱えるロッドがトレンドなので、どうしても1本でやり切りたい方は、そういうロッドで14~16lbを巻いて釣るのも良いかもしれません。

状況を見て、タックルを選べばあとはそれに合ったラインを選ぶだけです。
因みにタックルの番手別のラインの太さは

◆ベイトフィネス→6~10lb
◆ML~Mクラス→10~14lb
◆MHクラス→14~20lb
◆Hクラス16lb以上
◆XHクラス20lb以上


と、こんな感じでしょうか。
それではリザーバーのポイントに合ったタックル、釣り方をご紹介します。


【ポイントとタックルのマッチング】

◆ベイトフィネス→6~10lb
まずベイトフィネスですが、適合ルアーとしてはシャッド、小型ミノー、小型メタル、スモラバ、ノーシンカーワーム、ネコリグ、ダウンショットなどでしょうか。
基本的にバスキエは、ハードベイトは横展開、ソフトルアーは縦を意識して使います。

横のポイントはシャロ―~ミドルレンジのフラットボトム、砂利質のブレイクやバックウォーターなどを指します。
縦のポイントは立木(水深3Mくらいまで)、岩盤、カバーなどです。

基本的に軽いルアーが多いので、水の抵抗を受けにくい6~10lbまでのラインがおススメです。

◆ML~Mクラス→10~14lb
続いてファーストムービング系のタックルです。
適合ルアーは7~14gほどの巻きモノ系ルアーがメインになってくるかと思います。
小型クランク、ジャークベイト、スピナーベイト、バイブレーション、スイムジグ、チャター、ライトテキサス、軽量級ラバージグなどですね。



ポイントはガレ場、カバー、フラットボトムエリアでのマキマキスタイルがベストでしょう。
こちらもあまりラインを太くし過ぎるとルアー本来のアクションが出にくいので12lbを軸に選ぶと良いかと思います。

◆MHクラス→14~20lb
こちらは主にボトム系のタックルになります。
フットボール、カバージグ、テキサス、フリーリグなどです。
重めのスピナーベイトやビッグクランクもこれで対応できます。
ポイントはカバー、縦スト、ハンプなどボトム変化を狙うことが多く、カバーやストラクチャーから魚を剝がさないといけないのでラインは最低でも14lb、ボトムサーチ系は16lbを軸に太めが鉄則です。



◆H~XHクラス16lb以上
このあたりになると少し特殊なジャンルに突入します。
使用するルアーは、ビッグベイト、アラバマ、パンチング用ジグ、スイムベイト、重量級ラバージグなどでの使用がメインになってくるかと思います。



ポイントは、ナガエツルノゲイトウやゴミだまりでの1~2ozのシンカーを使ったパンチング、バマスト、岩盤でのエイトトラップあたりが快適ですので、ラインは20lbを軸に状況によって太さを変えましょう。


【スピニングタックル】

因みにスピニングタックルのセッティングはこんな感じです。

◆UL→2~4lb(ホバスト、小型ワームのノーシンカー、軽量ダウンショットなど)
◆L~MLクラス→3~6lb(ネコリグ、シャッド、I字系、小型ポッパーなど)
◆M~MHクラス→6~10lb(PEなら0.4~1号) (パワーミドスト、パワーフィネス、キャロなど)


バスキエはあまりスピニングタックルを持たないのでさらっとご紹介するに留めておきます。
とはいえ、リザーバーでのタックルは基本的にスピニングが多くなるもの、水質がクリアならなおさらですね。
過去に強めのベイトタックルオンリーで七色ダムに行ったら琵琶湖アングラーだとすぐにバレてしまいました。
七色は最低でもスピニング3本は必要だよって諭されるほど、スピニング使用率の高いのもリザーバーの特徴です。



さて、なんとなくリザーバーでの釣りがイメージできたでしょうか?
上達の近道になるので、ロッドは一度同じシリーズでメインの番手を揃えるのが良いかと思います。
メーカーが変わると同じMクラスでも硬さが全然違うので。
ちなみに、最初は安いロッドで全然OKで、バスキエもダイワの最安バスロッドからスタートしました。

今は価格の割に高スペックなロッドも沢山あるので是非釣り具屋さんに行って片っ端から振ってみてください。

あと、重要なのがラインです。
これだけは無理してでも良いラインを買ってください。
安いラインだと冗談抜きでブチブチ切れます。
マジです。

魚が掛かったらラインブレイクするし、キャスト時に2000円するルアーがスパーンとあっさりおさらばします。
ラインも好みがあるので、巻き替えの時に順番に異なったメーカーを試すと良いと思います。
何を買ったら良いか分からない方、選びきれない方はバスキエが釣り具屋さんで売っているほとんどのラインを試して辿り着いたバスライン、シーガーフロロリミテッドをおすすめします。
https://www.hedgehog-studio.com/product/27948

なぜこのラインなのかは以前の記事で書いてますのよかったらそちらも読んでみてください。
https://www.hedgehog-studio.com/page/711

それではまた次回お会いしましょう!

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他にも記事を随時更新してます!

【バスフィッシング消費者の部屋】YouTuberバスキエのコレイイヨ!
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