「釣れない理由はラインにあった?How to ラインメンディング」

こんにちは!
最近釣果絶好調のYOUTUBERバスキエです!
先日の釣行で爆風の攻略方法を見つけたので良かったら動画も覗いてみてください!



さて、今回は前回書ききれなかったラインメンディングについて書いていこうと思います。



ラインメンディング?
なんそれ?

ネット情報によると、「ラインメンディング=キャスト後のラインをできるだけ真っ直ぐになるように管理する事」と書かれています。

ま、確かに一理あるのですが、バスキエ的な解釈は少し違います。
持論にはなりますがバスフィッシングにおけるラインメンディングとは「魚が警戒心を持たないようヒットに持ち込むラインさばき」だと思っています。
以前にラインの色について書かせていただいたときに少し触れたことがあるのですが「ラインの色が与えるプレッシャーより、ラインメンディングによって軽減できるプレッシャーの方が大きい」とバスキエは考えています。

ではラインメンディングによって軽減できるプレッシャーとは何でしょうか?

◆ラインの影

特にPEラインを使用している時は気を付けたいのですが、そもそもPEラインに透光性は無く、太陽光が強ければ細い糸であっても微量な影ができます。



このPEラインをクリアウォーターでフェンフェンミドストなんかした日にはもう、魚からすれば不自然極まりない影を水面に落とすことになるでしょう。
活性が高かったり、水が濁っていればバイトに持ち込むことが出来るかもしれませんが、クリアウォーターの場合、可能であればフロロ、理想はナイロンでしたいところです。
バスキエ的にはフロロカーボンもミドストには向かないと思っています。

それが次にもつながっているので次行ってみましょう!

◆水切り音

ラインメンディングで一番気を付けたいのが水切り音です。
水切り音とは、キャスト後ルアーがボトムに着いたらロッドを暫く寝かせて、思いっきり縦にしゃくり上げてみてください。



ラインが水面を割るようなジャッっという水を切った音が鳴ります。
魚は近眼と言われているので目で見る情報は近づかない限りぼんやりしているのですが、その代わり側線と呼ばれる体の横に付いたセンサーと振動を感じ取る耳で水中の変化を感じ取ります。

つまり、とても長い物体が不自然な音を立てれば、バスでなくたって警戒します。
それに加えてラインが水中を水の抵抗を受けて動けば、もちろん水も攪拌することになり、それもまたプレッシャーとなるでしょう。
フッキングしたけど乗らず、再度同じ場所に入れても食ってこない時が多いのはルアーに驚いただけではなく、強い水切り音にとても強い違和感を感じたからだと思っています。

バスキエの経験上、プレッシャーが高い時ほどアクションはロッドを横に向けたトゥイッチやシェイクへの反応が良くなります。



これは水切り音を可能な限り少なくした恩恵ではないかと考えています。
出来るだけ水を動かさないよう、ラインが水に入っている角度と平行に動かす意識をすれば、少なからずラインが与える余計なプレッシャーは減らすことができるでしょう。
クリアウォーターでI字系への反応が良いのも納得できるのではないでしょうか?

ナイロン→水中を漂う=ミドスト
PE→水面に浮く=水面I字
フロロ→底に沈む=ボトムジャーク



どれもフィネスな釣りですが、ハイプレッシャー時に効く釣り方ばかりです。
共通点は、どれもライン特性に合わせて不自然な水切り音がしないところです。
是非参考にしてみてください。

もちろん、風が強い時にラインが流されて根掛かりしないよう、一定まっすぐになるよう調整することも時には必要ですが、プレッシャーが高い時ほど、ラインによって水を動かさないよう意識してみてください。

◆ラインテンション

そして最後に気を付けたいポイントはラインテンションです。
皆さんは「バックラッシュを直している間に魚が喰っていた」なんて経験はないでしょうか?



偶然かもしれませんが、私の周りのアングラーほぼ100%経験しています。
これはバックラッシュを直している間、ダルダルになったラインが余計なプレッシャーを排除しバスに口を使わせたと考えることもできます。
バスキエの場合たとえ巻きモノであっても、ラインテンションは張りすぎないよう細心の注意を払います。
なぜなら、ピンピンに張ったラインは水の中で水流を切ってしまうからです。
10mも潜らせるスーパーディープクランク以外は、クランクベイトであってもタユタユのテンションでゆるーく巻きます。



これが意外に楽しくて、ボトム探知も明確にわかるし、根掛かりも少なく、そして釣れる!
だまされたと思って試してみてください。
上の動画で1匹目に釣れている魚がまさにそれです。
もちろん、ジグやワームなんかもアクション後は必ずラインテンションは抜きます。
魚のアタリを明確に感じたい方、心配しないでください。
糸を緩めていてもジグ系は吸い込みが強いので、意外と手元までバイトは伝わります。
ほんの少し意識してみると魚はもっと釣れるはずです!

バスキエのおススメラインですでが、おススメはSEAGUARシーガーR18 BASSです。
特に10lb以上を巻きたいときはこのラインがハイコスパで強度も申し分ありません。
是非使ってみてください。
https://www.hedgehog-studio.com/product/27951

それでは今回はこの辺で、また次回!

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【バスフィッシング消費者の部屋】YouTuberバスキエのコレイイヨ!
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