【今さら聞けない!!バスライン(釣り糸)は何号で何ポンド??】

こんにちは!
YOUTUBERのバスキエです!
最近初めて「JACKALL×SHIMANO」のポイズンアドレナを買ってみました↓


軽くて高感度、うん、いい買い物したな♪

さてさて、シリーズで色々ラインについて書いてきましたが、書いていて「バスフィッシングってホントに奥深いな」と痛感しております。
だって、ラインひとつ取っても書くことが無くならない・・・
正直、コラムを書く時間があったら釣りに行きたい!って思うくらいバスフィッシングを始めて30年近くずーっと楽しいのです。
釣りに行きたい欲を我慢して、ここでは皆さんにもバスフィッシング沼にハマって頂くべく、書けるだけ書いていきたいと思います!

さて、今回は「ポンド(lb.)」ライン(釣り糸)の号数についてです。



ラインにはその強度を示す単位としてポンド(lb.)」や号数があります。
海釣りでは号数で表記されることが多いのですが、バスフィッシングは専らポンド(lb.)で会話されることが多いです。

◆ポンド(lb.)って何?
「ポンド(lb)」とは重さの単位で、アメリカを中心に使われている単位で、メートル法のグラムで換算すると「1lb=約454g」となります。
つまり、ラインのパッケージに表記されている1lbの意味は「約454gまでの重さであれば耐えられる。それ以上の重さはラインブレイク(糸が切れる)しますよ」という意味です。



◆ポンド(lb.)の由来
「ポンド」は省略して「lb」と明記されます。
どうでもいい話ですが個人的に「なぜPOUNDSなのに略称がLBなの?PDじゃないの?」ってずっと疑問でした。
どうやら古代の人々が質量を測るときに天秤を使用していたことが由来のようです。
天秤はラテン語でリーブラ libra と言って、このリーブラが質量の単位名として利用されていたようです。
「リーブラの重さ」を「libra pondus」と言っていたものが、省略されてPOUNDSになり、それがポンド(lb.)の由来となったそうです。



◆ポンドと号数の関係性
日本ではラインの強度を表現する時に使用する単位は「号」で表現しますよね。
たまにバス用ラインでも号数で表記されていてどれを買ったら良いかわからなくなる時があったりします。
これはあくまで便宜上のものですが、ナイロン・フロロのラインをポンドから号数に置き換えたい場合は「ポンド÷4=号数」(逆なら×4)という換算が便利です。
因みに、ポンドをkgに換算する場合は「約半分(逆は倍)」と覚えておくといいですよ。
つまり、8lbなら8lb÷4=2号、耐荷重量は8lb÷2=4㎏(3.629㎏)という計算になります。

計算が面倒な方は下記の表をスクショしておいてください(笑)

号(太さ) kg(荷重) lb(荷重) mm(太さ) 適合
リール
0.8号 1.361kg 3lb 0.148mm スピニング
リール
1号 1.814kg 4lb 0.165mm
1.2号 2.177kg 4.8lb 0.185mm
1.5号 2.722kg 6lb 0.205mm
1.75号 3.175kg 7lb 0.220mm ベイト
リール
2号 3.629kg 8lb 0.235mm
2.25号 4.082kg 9lb 0.248mm
2.5号 4.536kg 10lb 0.260mm
2.75号 4.990kg 11lb 0.274mm
3号 5.443kg 12lb 0.285mm
3.5号 6.350kg 14lb 0.310mm
4号 7.257kg 16lb 0.330mm
5号 9.072kg 20lb 0.370mm
6号 9.979kg 22lb 0.405mm
7号 11.340kg 25lb 0.435mm
8号 12.701kg 28lb 0.470mm
10号 15.876kg 35lb 0.520mm


◆主に使用される太さとその適合リール
バスフィッシングにおいて主に使用されるラインの太さは、3lb~20lbくらいではないでしょうか。
因みにバスキエの場合は、3lb~6lbはスピニング、8lb~10lbはベイトフィネスリール、それ以上は適宜リールに合った糸巻き量を巻いています。
適合強度のベイトリールはリールの箱に明記されていますが、下記リンクからも確認できますので、是非チェックしてみてください↓
https://www.hedgehog-studio.com/page/632



◆極端な太さ(細さ)のラインは要注意!?
強靭な琵琶湖アングラーの中には35lb、40lbなんて太さのラインを巻く猛者がいます。
ビッグベイターやジャイアントベイターを筆頭にウィードレイクと呼ばれる琵琶湖では極端に太いラインが必要なシーンも確かにあります。
バスキエも過去チャレンジしたことがありますが、個人的には正直35lbや40lb等の太さのフロロカーボンラインはバスフィッシングには向いていないと感じました。
なら、太いラインを使いたい時はどうするのか。
どうしても太いラインを巻きたい方には、ナイロンラインをおススメします。
https://www.hedgehog-studio.com/product/28237

これはTOP50で活躍するバスプロの方に教えていただいたのですが、ナイロンは太くなればなるほど伸びなくなり、感度も良くなるんだとか。
腕に自信がある方はトライしてみてもいいかもしれません。
バスキエは35lbナイロン使用時に根掛かりした時、ラインが強すぎて外すのにとても苦労した経験からあまり太すぎるラインの使用は避けています。



また、逆にラインが細過ぎる場合も注意が必要です。
なぜなら、ベイトリールの場合スプールと本体の間にラインが挟まることがあるからです。
もしそうなった場合、巻いているラインを全て交換をしなければならないほど重症かもしれません。
ベイトリールのスプールのエッジは普段リール内部に隠れていますがそれはとても鋭く、エッジに触れるとラインに「致命的なキズ」が入ります。
ベイトフィネスなら4lb~10lbくらい細いラインを使用するので尚更危険です。
バスキエがベイトフィネスで使用するラインの太さは8lb~10lbなのは、スプールと本体の間にラインが挟まらない、そのギリギリの太さが8lb以上なのです。
もちろん、近年のベイトフィネスリールはとても精度は高くラインが挟まりにくいリールもかなり増えているので一概には言えませんが、リールにラインを巻く前に、ラインの先端をリールと本体の隙間に差し込んでみると良いかもしれません。

さて、ラインのポンド編いかがでしたでしょうか?
せっかくベイトフィネスの話が出たのでバスキエが愛用するベイトフィネスラインをご紹介します。
前回もご紹介しましたが、色々使った中でベイトフィネスは【KUREHA/クレハ】シーガー R18 フロロリミテッドが最高です。
https://www.hedgehog-studio.com/product/27948

釣り方にもよりますが、個人的には今のところ他の選択肢はありません。
ナイロンの様にしなやかで扱いやすく高感度、そして何よりもドラグの設定をミスらなければ切れた事はありません。
皆さんにも是非使ってほしいラインです。

このままだとまだまだ書いてしまいそうなので今回はこの辺で終わりたいと思います!
それではまた次回お会いしましょう!

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【バスフィッシング消費者の部屋】YouTuberバスキエのコレイイヨ!
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