皆様こんにちは!ヘッジホッグスタジオWeb担当のtomosukeです。

今回も前回に引き続き、スピニングリールのスプール互換表の見方の説明をさえてもらおうかと思ってます。

前回は、スピニングリールのスプール交換をするカスタムがあることやそのメリット、具体的にスプール互換表を見ながら自分のスピングリールに取り付け可能なスプールを探し出す方法、などをシマノ製スピニングリールを例にとり解説させていただきました。



スピングリールスプール交換のメリットなど具体的な内容は是非下記バナーのリンク先(分かりやすい!シマノスピニングリール対応スプール適合表の見方!)をご覧ください!



◆スプール交換の意味合いの違い?


今回は、同じスピニングスプール互換表の話でもダイワ製スピニングリールに注目しての解説記事になります!

シマノの時のようにメーカーから発表されているスプール互換表を元に解説を進めていこうと思っているのですが、実はシマノとダイワのスピニングリールにおけるスプール交換の意味合いというのが微妙に異なりまして。。。。

シマノ用スプール互換表の解説の時は、

・同じ年代モデル内でスプールサイズを交換することでラインキャパを変える
 (14ステラ 1000番に14ステラ 2000番のスプールを取り付けるなど)
・ある銘柄モデルの最新機種に取り付けられているスプールを型落ちした同銘柄モデルに取り付ける
 (15ツインパワー 2500のスプールを11ツインパワーの2500に取り付けるなど)


というカスタム方法がメインのようなのです。が、ダイワ製スピニングリールの場合はちょっと違って、

・純正スプールを各リール間で取り替えるというよりは、改造したいと思っているスピニングリールに
 対応するカスタムスプールを取り付ける


というやり方のほうが主流らしいとのことです。


ですので、今回のダイワ製スピニングリールにおけるスプール互換表の説明ではお持ちのリールに対応するカスタムスプールを的確に探し出すことに焦点を絞り解説させていただきます。




今回は対応するカスタムスプールを探すことに焦点を置くと書きましたが、交換対象が純正スプールからカスタムスプールになっても交換する手間はあまり変わりありません。シマノ製スピングリール同様、比較的難しいイメージのあるリールカスタムですが、スプールの交換は工具も必要なく、3分もあれば作業完了するほど簡単です。


◆交換方法



まず、スプールの取り外しはドラグノブを緩める所から始まります。
ドラグノブを写真のように反時計回りに回してもらうとネジが緩みドラグノブ本体をリールから取り外すことが出来ます。




写真のように、手のみで作業が可能です。



ドラグノブを取り外すとスプールをリール本体から取り外すことが出来ます。
これで交換する準備が整いました。

後は、交換するスプールを逆の手順で取り付けてもらえれば作業完了です。


◆スプール互換表の見方

では、ここからは実際にメーカーで発表されているスプール互換表の見方を解説させていただきます!

基本的な見方としては、スプール対応機種一覧表という表があり、表の左側にリールの名称と対応する各品番が、表の上側にSLP WORKSから発売されているスピニングリール用カスタムスプールの品名が記載されています。

装着可能な場合は表内部の欄に”●""◎"という記号が書かれ、装着が不可能な場合は欄に"━"の記号が書かれていますので見て判断可能です。

その他、細かい説明などは”※1”などという形で欄外に記載されているのはシマノの時と同じです。

それでは、ここから表を見ながら具体的な説明に入っていきます!


①16セルテート 1003・2004CH・2004番の場合




②16セルテート 2506・2506H・2508PE・2510PE-H・2510R-PEHの場合




このような感じで、リール機種別のスプール互換性を確認することが出来ます。
こう見ると、リールの品番が違ってもスプールを使いまわせることが多いことが分かります
是非、皆様のお持ちのスピニングリールに関しても調べてみてください!



◆実際にスプールを交換してみます!





では、実際にメーカー互換表を見ながらスプールを交換してみようと思います!

リールは16セルテートの2510PE-H番。
このモデルのラインキャパはPE1.5号ー150mと太目のラインが多く巻けるスペックになっています。

元々、磯場での大物狙いやバイブレーションなど飛距離が出せるルアーをド遠投してシーバスを狙うことを考えて太いラインが多く巻けるこの番手にしたのですが、最近近所の河口付近でもシーバスを狙ってみたくなり。。。。

聞いてみると、河口付近でシーバス狙うなら使うルアーのサイズが小さい方がいいとのこと。そこで0.8号くらいの細いラインを使ったほうがやりやすいと思いライン巻き変えようと思ったのですが、そうなると2510PE-H番のスプールでは下巻きに必要なラインが相当量必要だと分かり。。。。

ならいっそのこと、0.8号くらいを150m巻けるスプールを別に用意したほうがいいのではないか?と思いそのくらいのラインキャパで2510PE-H番に取り付けが可能なスプールを探してみることにしました。あと、どうせ交換するのならば、見た目をよりカッコよく、またかばんの中でも他のスプールと見分けがつきやすくするようにSLP WORKSから発売されているRCSスプールを!

ということで、2510PE-H番の純正スプールよりラインキャパが少ないRCSスプールを互換表を使って探してみます!


早速、メーカーのスプール互換表を見てみます。



ということで、スプール互換表から2506エアⅡ・2506・2508エアⅡ・2508PE・2500エアの5種類が取り付け可能ということが分かりました。そして、これらのスプールの中で探しているラインキャパ、0.8号を150m巻けるスプールを探してみると、2508サイズがありました!

さらに、カラーがレッドとゴールドの2色あるみたいなのですが、16セルテートのボディに合わせてゴールドカラーを取り付けてみることに。具体的な品番は2508エアⅡのゴールドです。

大まかではありますが、こんな感じでスプールの適合を調べることが出来ます。


ここで、簡単にスプール互換表の見方を説明させていただきますと、

①自分のリールの品番をスプール互換表左側の品名・アイテム欄から探す
 ↓
②品番の枠から視線を右側へ移動させ、●(黒丸)や◎などの記号を探します。
 ↓
③●(黒丸)や◎などの記号欄から視線を上に向けると装着可能なスプールの品番がスプール互換表上方の品名欄に書かれている


という流れになります。


実際に今回調べたRCS2508エアⅡのゴールドを16セルテート 2510PE-Hに取り付けてみました。





問題なく取り付け出来ました!ハンドルを回してみましたが、動作も問題なしです!


という感じで、実際にスプールを探しながら説明させていただきましたがいかがだったでしょうか?
皆様がスプールを探される時の参考になれば幸いです。
もし分からない部分がありましたら、何時でもメールや電話にてお問い合わせください.






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