ハンドルノブカスタム講座
その1. 基本的なハンドルノブの取り付け方法
STEP.1 まずはハンドルノブが取り外しできるかを確認しよう!
まずはハンドルノブキャップを取り外します。
ノブキャップの種類によって使用する工具が異なりますが、今回は普通のマイナスドライバーで外せるタイプです。
多くのリールは、ハンドルノブキャップを取り外すと、すぐにプラスかマイナスの頭がついたネジが見えるはずです。
このネジは普通のドライバーで緩めることが出来ますので、ネジを緩めるとハンドルノブを分解することができます。
こちらのリールは、ハンドルノブを取り外しても、ネジのある部分が真っ平らになっています。
プラスでもマイナスでもない(実際はネジではない)構造なので、ハンドルノブを取り外しすることができません。
ハンドルノブが取り外しできないということは、当然、ハンドルノブは交換できませんし、
ハンドルノブのベアリングを追加したり、交換することもできないのです。
一万円以下の低価格なリールに、この様な構造のモデルが多いです。
STEP.2 ハンドルノブを分解しよう!
メーカーによって例外もありますが、ハンドルノブを分解するとベアリングやプラスチックカラー、ワッシャーなどがついています。
一度、もともとついていた順番に並べてみると良いでしょう。
基本的な順番は根元にワッシャーがあり、ノブシャフトの上下(根元と先端部分)にベアリング、またはベアリングの変わりになる、
プラスチックカラーがついています。
STEP.3 新しいハンドルノブで組み立てよう!
多くの場合はハンドルノブだけ交換して後はそのまま元の状態に戻せば大丈夫ですので難しいことは何もありません。
ただ、ワッシャーはどの位置に入れればいいのですか?という質問をよく受けます。
厳密には、取付けするノブのメーカーなどによって変わってきますが、よく分からなかったら、ノブシャフトと一番根元に入れておくことをおすすめします。
この場所なら、不具合が起きるようなことはまずありません。
根元に調整ワッシャー類を入れないノブ(シマノ・ダイワ以外のカスタムパーツメーカー)の場合は、製品に付属の説明書にイラストなどで指定の場所が書かれていますので、その通りに取り付けしましょう。
STEP.4 組み立て終わったらガタつきなどを確認しよう!
ネジまでキチンと締めたら、必要以上のガタツキなどがないかを確認します。
・ハンドルノブが2.0mm以上左右にガタつく > ベアリング、または必要な調整カラーなどが取り付けされていません。
・ハンドルノブが1.0mm未満ガ左右にガタつく > ワッシャーで微調整することでガタつきをより少なくすることができます。
・ハンドルノブに左右のガタがまったくなく、ノブが回転しない > 調整カラーやワッシャーの入れすぎ、または根本的な組み間違いの可能性があります。
正しくハンドルノブを取り付けするには、このガタつきの性質をきちんと理解すると、より適切な調整が可能です。
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