【絶対絶命?!でも諦めないで!ラインを弾いて根掛かりを外す】
こんにちは!
YOUTUBERのバスキエです!
先日久しぶりに七色ダムに行ってきました。
相変わらず釣れるダムですが、ちょっと厳しくなっているような気が・・・。
良かったら動画も覗いてみてください。
話は変わりますが、近年インフレの影響を受けて様々な商品が値上がりしていますよね。
釣り具業界でも例外なく様々な商品が値上がりし続けています。
最近購入したRAID JAPANのDOUBLE HEADERなんかは、スイッシャーなのに7,700円もしました。
絶対に無くしたくないので、きわどいカバーへは果敢に責められません。
近年のビッグベイトブームの影響から、ルアー1個10,000円なんていうのも珍しくありません。
小型プラグに関しても2,000円くらいは当たり前になりました。
1ロスト2,000円は正直、痛すぎます。
しかしながらブラックバスという魚は根掛かりしそうな場所をあえて好む魚でもあります。
ロックエリア、玉ねぎ、ブッシュ、テトラ・・・もうロストするイメージしか浮かびません。
ではロストしないためにはどうしたら良いのか。
ロストしない方法で思いつくのは・・・
①キャスト精度を上げる
②回収方法マスターする
③もはや攻めない
のいずれかしかありません・・・。
キャスト精度は努力で上げられるとして、せっかく買ったルアーなので果敢に攻めてそのルアーで釣ってみたいですよね。
しかし果敢に攻め続ければ根掛かりは避けては通れません。
今回はそんな皆さんに、万が一根掛かりした時の対処法についてご紹介したいと思います。
【根掛かり後のNG行動】
まず、うっかり根掛かりしてしまったら、ラインを引っ張って外そうとする行為は厳禁です。
ラインに明記されているポンド数は「それ以上の負荷がかかると切れますよ」という表示です。
例えば12lbのラインであればおよそ5.4㎏の負荷がかかると切れてしまいます。
号数と強度については過去に詳しく解説していますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
https://www.hedgehog-studio.com/page/686
根掛かりしたら、まずは下記の外しかたであきらめずにトライしてみてください。
【初級編、まずは様子見、トントン外し】
ルアーが引っ掛かったら、根掛かりが悪化しないよう、テンションを掛けすぎずにロッドを軽く持って縦に優しくトントンとティップを振ります。
外れなければ右や左に移動して角度を変えみましょう。
エビ藻などのウィードやアシなど比較的柔らかい障害物に引っ掛かったときにおススメで、ポロっと外れた瞬間にバイト!なんていうのも珍しくありません。
ロッドを振って外れなければ写真のようにバットを軽く叩き、ロッドの弾力を利用して外す方法もありますので、参考にしてみてください。
【初級編、ラインを弾いて外す】
#1ガイドとリールの間のラインを、弓を引く要領で引っ張りテンションをかけた状態でラインを離します。
ひと昔前は一番有名な外し方だったかと思いますが、これで外れた記憶があまりないのでおススメ度は低いです。
弾いた瞬間、ロッドをルアーの方へ戻すアクションいれるのがコツです。
【高回収率のダウザー外し】
人気Youtuberのダウザーこと、秦拓馬プロが動画で紹介していた外し方です。
かなりの高回収率なので個人的にはこの外し方が一番おススメです。
まず、クラッチを切りラインをフリーにしてタックルを置く、もしくは脇や股の間で挟んで、ラインだけを持ちます。
こちらも弓を引くようなアクションでラインを弾きます。
これを外れるまで永遠繰り返します。
小石や岩など、硬い障害物へのスタックであれば1回で外れることもあります。
外れなければ色々ポジションを変えてトライしてみてください。
これで外れなければ諦めてもいいと言っていいほど、高回収率です。
【中級編、高コスパなナス型シンカー外し】
こちらは物理的な要素を加えて外す方法です。
ナス型、もしくは六角形などのオモリを使った外し方で、まずスナップにナス型オモリをつけてラインに通し、ルアーまで送ります。
着底したらロッドをあおってオモリを跳ね上げさせます。
すると、後ろの方向へ力が掛かって外れてくれることがあります。
ベイトタックルであれば8〜10号のオモリの使用がおすすめです。
重すぎず軽すぎないので丁度よく、ひとつ携帯しておけば回収できるルアーが増えるはずです。
【上級編、捨て身のスティンガー外し】
*完全に自己責任でお願いします。
ミスるとタックルごと紛失する超リスキーな外しかたです。
ボートでの根掛かりなどポジションを移動しやすい場合や、近距離での根掛かりに有効です。
まず、リールのクラッチを切り、#1ガイドとリールの間のラインをもってタックルごとルアーへ送り込みます。するとロッドティップがルアーに当たり、その反動で外れる仕組みです。
しかし、手に持っているラインを離してしまったり、ルアーまでの距離が遠く、ラインが切れてしまったりするとTHE ENDです。
ま、タックルがタダでもらえるバスプロしか出来ない外し方ですな。
バスキエも1年に一回やるかやらないかの超必殺技です。
【ボートでの根掛かりはこれ!根掛かり回収機】
バスキエの経験上、一番優秀な根掛かり回収機はタカ産業のレスキューテポドンです。
諦めずにしつこく頑張れば、ルアーフックを曲げてでも回収してきてくれます。
ただ、回収機を送り出す時に片手操作になり、オリジナルの回収機では操作が不便なのでバスキエはホームセンターで売られているビニールパイプを改良して特製回収マシンを作成し釣り場に持って行っています。
詳しく知りたい方は下の動画も参考にしてみてください。
また、回収機にはルアーへ送り出すタイプのほかに、直接引っ張る棒状のタイプもあるので是非参考にしてみてください。
ぶっちゃけ、スティンガー外しやるくらいなら、↓のような回収機を携帯したほうが無難です。
https://www.hedgehog-studio.com/product/28250
【最終奥義、ラインを引っ張る】
色々試してみて外れなかった場合は力で解決。
切れても良い覚悟ができたらトライしてみてください。
まず、手が切れないようにラインをグローブやタオルを使い袖に5周以上巻いてからロッドとラインが一直線になるように強く引っ張ります。
ドラグを締めて引っ張るとリールのスプールが傷むので必ず直接ラインを持ちましょう。
ロッドとラインが一直線になるように引っ張るのはロッドが折れないようにするためです。
この外しかたでの注意点は
①ラインで手を切らないようにすること
②リールのスプールを押さえて引っ張らない
③外れたルアーが飛んできて自分に刺さる危険性がある
特に③は最悪です。
バスキエも何度もぶっ刺さった経験があります。
張りが刺さった動画は閲覧注意ですがこちら↓
必ず、帽子、サングラスをした状態で臨みましょう。
FGノットなどの結束強度の高い結びを使っていると引っ張るだけで回収できることもあります。
根掛かりしてもすぐに諦めてラインを切るのではなくまずは初級編から色々試してみましょう。
さて、今回は根掛かりの外し方について書いてみました。
もちろん、切れにくいラインを使うことも重要なのでラインは良いものを使いましょう。
バスキエ的おススメはシーガーフロロリミテッドです↓
https://www.hedgehog-studio.com/product/27948
それではまた次回お会いしましょう!
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他にも記事を随時更新してます!
【バスフィッシング消費者の部屋】YouTuberバスキエのコレイイヨ!
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