【保存版!バスフィッシングのノットはこれで決まり!】

こんにちは!
YOUTUBERのバスキエです!
最近、霞ヶ浦へ遠征し念願の霞本湖バスをオカッパリでキャッチしてきました。
我を失って叫んでますが、是非最後までご視聴頂けるととても嬉しいです。



今回はルアーとタックルを繋ぐノット(結びかた)についてご紹介します。
色んな結び方がある中、特徴がいまいちわからない。
自分の結び方が合っているのか不安な方も、そうでない方も是非ブックマークして頂ければ、今後お役に立てるかと思いますので是非保存をお願いいたします。



さて、皆さんはどうやってルアーをラインに結んでいますか?
それぞれ何となく決めている、いつもの結び方があるのではないでしょうか。

バスキエもメインで使用しているノットはせいぜい2種類くらいです。

それでは早速結び方をご紹介しま・・・っとその前に、ルアーを結ぶ際にバスキエがバスプロに教わったとても重要なポイントをお伝えしたいと思います。


【そのノット、ちゃんとパフォーマンス出てる?】

バスフィッシングを始めて30年近く、時には結び目があまく悔しい思いを何度もした経験があります。
皆さんの中にも「え?!何で??」みたいなラインブレイクを経験された方は少なくないのではないでしょうか。
ラインブレイクは自然現象的に起こることが多いですが、少なくとも人的事故は極限まで減らしたいものです。
その対策の一つとして、バスキエが強く意識しているのは締め込む際の「正しい配列」「締め込み強度」です。
下の図を見てください。



どちらの強度が強いと思いますか?
簡単ですね、当然ノットは配列がキレイな方が強度は強いです。
それは、かかる負荷が最適なポイントにかかっているからです。
とても細かい話ですが乱れた配列の部分に変に負荷がかかるとプツンっと簡単に切れることがあります。
悔しい思いをするくらいならキレイに結び直した方が得策です。

あともう1点は「結び目が透明になるまでしっかり締め込む」です。
透明に見えるのはラインの素材同士が隙間なくしっかりと密着出来ている証拠なので、一定の強度が出ているのが目視で確認できます。
締め込む際は配列に注意し、結び目を濡らして締め込んでください。
特にバスフィッシングでよく用いられるフロロカーボンラインは摩擦熱に異常に弱い素材です。
濡らさずに素早く締め込むと摩擦熱でラインがコイル状に傷ついたり、扁平になって強度が落ちたり、何回結んでも締め込むときに切れてしまいますので、結び目は必ずペロリンチョしてゆっくりと締め込んでください。

それではバスフィッシングにおいて多く使われている結び方をご紹介しましょう。


【これさえ覚えれば大丈夫、定番のクリンチノット】

①ルアーのアイにラインを通す


②本線に6回ほど巻きつける


③ラインの先端を最初にできた輪の中に通す


④今できた輪に先端を通して完成


比較的細いライン(12lbくらいまで)をスナップやルアーに直結するときに用いられる結び方で、ソルト・フレッシュ問わず幅広いジャンルで広く普及している結び方です。
結び方は単純で素早く結ぶことができ、強度もなかなかのものです。
ただし、太いラインほど結び目がほどけやすいところが欠点です。
ほどけやすいという欠点を補って、しっかりとした強度を保つためには、ラインの巻き付けの回数を最低6回以上にすること、ペロリンチョで湿らせてから締め込みをすることを忘れずに。


【クリンチノットの応用、ダブルクリンチノット】

①ルアーのアイにラインを2回通す


②本線に4~5回ほど巻きつける


③ラインの先端を最初にできた2重の輪の中に通す


④今できた輪には通さず一直線に締め込んで完成


あれ?結びかたが・・・そうなんです。
ダブルクリンチノットはルアーアイにラインを通す時、2回アイをくぐらせます。
ルアーアイに触れているラインの面積が増え、強度も増します。
気を付けたい点としては巻き付ける回数を増やすと強度は増すけど、締め込みが難しくなり、失敗するリスクがある点です。
ですので、クリンチノットでは6回でしたが、ダブルでは本線への巻き付け回数は4~5回ほどにしておきましょう。
またシングルのクリンチノットでは最後にもう一度ループをくぐらせていましたが、ダブルの場合はそうすると締め込みが困難になるので不要です。
ダブルクリンチノットは結び目が固定され、コブがしっかりと立ってくれるのでバスキエは主にジグのボトムバンプやジャークベイト等、ステイの姿勢に気を付けたい時に良く使う結び方です。


【超簡単、スピード重視のハングマンズノット】

①ルアーのリングにラインを通し、親指に掛ける。


②先端を垂らしたラインに5回巻きつける。


③親指の中に先端を通す。


④指を外し本線を引いて結び目を締めて完成


ちょっと怖い名前のノットですが、流行っています。
バスキエも最近は専らこの結び方です。
メリットは、とにかく結び替えが早い!
釣りにおいてはルアーを水につけていないと魚は釣れないので、ルアーを選ぶ時間、結ぶ時間は極力節約したい。
そんなせっかちなあなたに最適な結び方です。
あの秦拓馬プロも動画でよくこの結び方をされているのでご存知の方も多いかと思います。


【ヘビダンに最適?!強度マックス!!パロマ―ノット】

①ダブルラインを金具に通し、本線にクロスさせる。


②ダブルラインと本線を緩く結んだ状態にする。


③ダブルラインの先端のループを広げ、結びたい金具をくぐらせる。


④結び目は締めずに先端の輪を開き、スイベルを中に通し、輪を結びの上まで持ってくる。


⑤①と②のラインを上部で重ね、結び目をカンに近づけながら、少しずつ締めて完成。


主にパンチングやフロッグゲームで多用される結び方です。
比較的結束強度が強いのでビッグベイトなんかにもおススメ。
そして、ベイトフィネスなどオフセットフックでのダウンショットもこの結び方でOKです。
最後に余る糸を余分にとっておき、パロマ―ノットを締め込んだあと、アイの上から下に一回だけラインを通します。
そうすることによってフックがしっかり上を向いた状態になるのでルアー姿勢もフッキングもバッチリ決まります。


【スプールにラインを結ぶ時はこれ!ユニノット】

①金具に通した糸を折返し、矢印のようにループを作ります。


②端線を、本線とループへ5~6回程巻き付けて、矢印の方向へ締め込みます。


③矢印の方向へ糸を引き、締め込みます。


締めこむ際は、糸を湿らせて、ゆっくりと締め込みます。

④矢印方向へ締め込み、コブが移動し止まったら、余分な端線をカットします。


ユニノットの結び方はとても簡単で覚えやすく、結ぶ時間もかかりません。
誰が結んでも、比較的安定した結節強度が得られることもメリットです。
ラインを巻き付ける回数は、5~6回がベストです。
手順の最後はノット全体を湿らせて、しっかりと締め込むことが大切です。
バスキエはいつもこのユニノットをスプールへラインを結ぶ時に使っています。
色々試した結果、このユニノットが一番結びコブが小さいんです。
スプールへ巻く場合、結び目が大きいとその上から被さったラインがこんもりしてキャスト時にスプールの回転が均一にならずベストなパフォーマンスが出せる状態とは言えません。
しかし、このユニノットなら、結びコブが小さいのでスプールの穴にコブを隠すような形でオフセットすればきれいにラインをセットすることが出来ます。
スプールに結ぶ場合は③の巻きつける回数を3~4回に減らすとよりコブを小さく出来ます。



さて、今回はバスフィッシングで多用する結び方をご紹介させて頂きました。
テストに出ますので皆さん繰り返し練習し、フィッシングライフをエンジョイしてください。
それではまた次回お会いしましょう!

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【バスフィッシング消費者の部屋】YouTuberバスキエのコレイイヨ!
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