【ライン交換はいつ?!ラインの寿命とメンテナンス】

こんにちは!
最近海外リールにドはまりしているバスキエです。



皆さんはラインの交換目安について適切な時期はいつか、ご存知でしょうか?
今回はバスフィッシングで最も使用されているフロロカーボンラインの交換目安についてお話ししようかと思います。
最後まで読んでいただければ、もう交換時期で悩むことは無くなるかと思うので是非最後まで読んでいただければ嬉しいです。

結論から言います。
交換目安となる釣行回数は3~10回程度です。
「え?!超ざっくり!!」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、これにはちゃんと理由があるので交換した方が良い原因別にいくつか書いていきたいと思います。



◆釣行回数

まずは釣行回数で巻き替えを判断する場合についてです。
こちらもラインを巻き替える1つの指標になるかと思います。
「このラインっていつ替えたっけな?」記憶が無いほど昔に巻いたラインはまず、釣行前には必ず巻き替えましょう!
ラインの劣化によるラインブレイクは魚をとり逃がすだけではなく、ルアーをロストすることにもなります。
それに、そのルアーが魚の口に掛かったままラインブレイク、となると最悪です。



その魚はほぼ間違いなく、満足に餌を追えなくなってしまい餓死してしまうでしょう。
意図しない事故とはいえ、新品に巻き替えることで防げたかもしれない人的事故です。

とはいえ、昨今ラインも高額になり、流行のボート釣行だと巻き替えないといけないリールの台数も2台や3台ではきかなくなってきます。

そこでざっくり指標となるのが釣行回数です。
目安は前途の通り、3~10回程度です。

なぜ、これだけ回数に幅があるかというと、タックル1本で1日釣りをした場合と、複数のタックルで釣りをした場合とでは、使用頻度にかなり差が出るからです。
例えばタックル2本で釣りをした場合、単純に使用量が1本で釣りをした時の半分になり、ラインの寿命も倍になるということです。

何回か釣りに行ったけど、未だ見た目はキレイだな・・・。
替えるべきかそうでないか、悩むな・・・、そんな方の為にライン交換の目安となる「ラインの危険信号」について書いてみたいと思うので是非参考にしてみてください。

【交換の目安となるラインの危険信号】

ライン交換の時期は、釣行回数のほかにラインの品質状態によっても判断することが出来ます。

◆バックラッシュが引き起こすアレ



ベイトリールにはつきもののバックラッシュ、特にバスキエのようなオーバースペックでピーキーなリールを好んでご使用の方は1日に数回、バックラッシュしてしまうこともあるでしょう。
バックラッシュがなぜラインにとって危険かというと、バックラッシュを修復する際、ラインが折れるいわゆる「糸折れ」が発生するからです。



この糸折れはタカ切れの原因でもあり、キャストした際にルアーごとスコーンとおさらばしてしまう厄介な現象です。
そうならないためにバックラッシュを直した後は、折れた部分を引っ張って真っすぐに戻してやる作業を必ず入れましょう。
これを怠ると折れた部分がガイドやブランクスに当たり、結果的にタカ切れを引き起こしてしまいます。

◆ラインの白濁(写真左→白濁、右→新品)



ラインの劣化を判断するうえで一番分かり易いのが、この白濁です。
写真右の巻き替えたては表面がつるつるしていて色も透明性が高いですが、吸水性もなく持ちの良いフロロも酷使すれば白っぽく(写真左)、濁った色になります。
これは表面に施されたコーティングが取れ、摩擦によるダメージで表面が傷ついているためです。
髪の毛でいうとキューティクルが荒れてバシバシの枝毛状態になっているイメージでしょうか。
いくらフロロが根ズレに強いといっても荒れた表面に強い摩擦が加われば簡単に切れてしまいます。
釣行前のリールが乾いた状態で、必ずチェックすることをおススメします。

◆ささくれ



特にパンチングやカバー打ちなど濃いカバーを狙う時、カバークランキング等でモノに当てる釣りをしている時は、数投に1回、ルアーから1mほどの部分のまでの状態はこまめに確認しましょう。
ロックエリアを代表に、ラインが擦れると起こるこのささくれはかなり危険なサインです。
よりによって魚が掛かった時にタイミング悪く、スパッと切れくれます。
こまめにルアーから1mほどの部分までカットして結び替えましょう。

◆より長くラインを使うために

さて、ラインの交換時期について「糸折れ、白濁、ささくれ」を目安にしていただく点はご理解頂けたかと思います。
しかしながらせっかくの高いライン、少しでも長持ちさせたいのは万人共通の願望かと思いますので、バスキエが普段取り組んでいるメンテナンスについてご紹介したいと思います。

①キャスト前にラインを濡らす

バスフィッシングで最も使用されているフロロカーボンラインですが、じつはこのライン、乾いた状態での摩擦にとんでもなく弱いのです。
例えば夏の暑い日なんかだと、スプールが乾いた状態でキャストするとサミングするだけで火傷しそうなくらい糸が熱くなる時があります。
この、ラインが異常に熱い状態になるのは、ラインにとっていい状態とは言えません。
そんな時はせっかく水辺で釣りをしているのですから、水でラインを濡らして温度を下げましょう。
適当に捨てキャストをして、ロッドティップを水に漬け高速巻きすれば完了です。
摩擦によるラインへのダメージを軽減できるほか、スプールが適度に水を含んで、サミングがやりやすくなり、キャスト精度も上がるので一石二鳥です。

②ラインを引っ張る

タックルインプレッションなど、魚を釣る釣りをしない動画以外では、バスキエは釣り場に着くと30mほどラインを出してコイル状についた糸グセを手で伸ばして釣りをスタートします。



逸る気持ちを抑えてしっかりこの作業が出来ていると、バイトが取りやすかったり、フッキングが決まり易かったり、障害物への糸がらみを少なく出来たり、良いことずくめです。
また、この時同時に致命的な糸折れが無いかの最終ラインチェックも行います。
この細かな作業の積み重ねが1匹に繋がった経験を何度も味わっているので、本気釣行にこの作業は欠かせません。
有名なバスプロもロケ前には必ずといっていいほど、この作業を欠かさないそうです。

さて今回はフロロカーボンラインの交換時期とラインのメンテナンスについてご紹介させていただきました。
夏の暑い釣り場では熱中症に気を付けて、皆さんもエンジョイフィッシング!!
それではまた次回お会いしましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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【バスフィッシング消費者の部屋】YouTuberバスキエのコレイイヨ!
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