【もう悩まない!スピニングリールの糸ヨレを一発解決!!】

こんにちは!
最近海外リールにハマっているYOUTUBERのバスキエです!
勢いでラパラから販売されている13Fishing というブランドのベイトリールをインプレッションしてみましたのでご興味のある方は是非一度覗いてみてください!



さて、バスキエの動画ではベイトリールでバスフィッシングする動画がほとんどで、スピニングリールが登場するのは超レア(っていうかほぼない)なんです。



え?なぜかって?
ベイトリールにとてつもなくかっこよさを感じていて、大体ベイトリールでカバーできちゃうからです。
あと、もう一つ理由があります。
そう、これです。



スピニングリールの大敵「糸ヨレ」です。

ベイトリールにおいてのライントラブルの代名詞でもあるバックラッシュは、わりとサクッと元に戻せるのですが、スピニングの糸ヨレは一度トラブルるとかなり厄介です。
トラブルの度合いにもよりますが、軽度でも元に戻すのにかなり時間がかかる。
と、まあこういった理由で主にベイトリールなのですが、バスフィッシングだけではなく、ソルトなんかでも幅広く使われているスピニングリール。
確かにスピニングでしかアプローチ出来ないシーンがあるのも否めません。

というわけで今回はスピニングリールの糸ヨレとその解消法について書いていきたいと思います。

そもそも糸ヨレってなぜ起こるの?
糸ヨレの仕組みを事細かに書くと、とてもつまらない記事に仕上げる自信があるのでここはあえて超ざっくり説明します。

スピニングリールはベイトリールと違いスプールがライン放出角度に対して直角です。



並行に巻いた糸を直角に出すと、ネジレが発生します。
例えば、頭の中にトイレットペーパーを思い浮かべてみてください。
トイレットペーパーをスピニングの要領で放出すると?はい、ネジレますよね。
これが主な原因です。
放出された時にネジレても、巻き取る時にまた元に戻ってプラマイゼロにはらないの?って思う方もいるかもしれませんが、答えはNOです。
ルアーが空中を飛んで放出される条件と、水中を泳いで帰ってくる時の条件が違うので残念ながらプラマイゼロにはなりません。

しかしながら、手遅れのライントラブルを引き起こす前に予防策を講じていれば、スピニングリールも快適に使用することができるのです。

それではいくつかの予防策とヨレてしまったラインをケアする方法について書いてみたいと思います。
年に数回、スピニングリールを使用する時はバスキエも必ずこの予防策を講じていますので是非お試しあれ。

◆ライントラブル予防策◆

まず、糸ヨレが引き起こすあの、キャストしたときにバサッとラインが出て手遅れになるトラブルの予防策です。
そもそもラインのヨレがきつくなってきた時に起こるので、後に紹介する解消方法と合わせてトライしてみてください。

このバサッと出てしまうトラブルは本来上にあるべきラインが下の糸を拾ってしまい、そこにヨレが加わってワサッと出てしまうのが原因なので、しっかり本来あるべき順番でスプールに巻き取ってあげることが重要です。

そのためには
①サミングコントロール
②巻き取る時のラインテンシ
③リールのメンテナンス
が重要です。

サミングコントロールは飛距離の微調整だけではなく、必要以上にラインが放出されるのを防ぐ効果があります。
人差し指をスプールに軽く当てるだけですので是非癖付けてもらえると良いかと思います。



そしてフリーの状態のラインを巻き取る際には可能な限りテンションをかけて巻き取ってあげることも重要です。
ま、普通に釣りをしていればある程度テンションがかかった状態で巻き取られることがほとんどなので、事細かに気にする必要はありませんが、ラインが手元でフリーな状態で巻き取るといわゆる「ふんわり巻き」状態になり、ライントラブルを引き起こす原因となります。
テンションがかからない状態で巻き取る際は、出来るだけ写真のようにラインを持って巻き取るようにしましょう。



そして意外と気づき辛いのがラインローラーの劣化です。
スピニングリールのベールの部分についている糸を巻き取る際に回っているラインローラー。
気が付いたら塩ガミしていて回らない!なんことになるともはや糸ヨレ製造機でしかなくなってしまうので、こまめにオイルを注す、真水で洗う、オーバーホールする等で対策しましょう!
下記のようなカスタムパーツも販売されているので気になった方は是非↓
https://www.hedgehog-studio.com/product/6690

続いて糸がヨレてしまった場合の解消方法です。
一日中投げ続けていれば糸は必ずヨレるもの、ではどうやって解消するの?
方法は色々あるのですが、今回は簡単な方法を3つご紹介します。

◆糸ヨレの解消方法

①ロッドを回す
こちらは超原始的な発想なのですが、ヨレた方向にタックルを回転させてヨレを解消する方法です。
まず、5gほどシンカーを結んで遠投します。
そしてラインとタックルを一直線になるように持ち、外側から内側に向けて反時計回りにグルグル回転させます。
目安は2~30回転くらいです。



②ヨリトレール
こちらはウォーターランドから発売されている便利グッズ、結んで投げるだけでヨレが解消するという優れもの。
ポイントは巻き取りの際に一定のテンションがかかっているのを感じながら巻きとることが重要です。
大きさも小さいのでタックルボックスに忍ばせておきましょう。



③ライン流し
最後はボートで釣りをしていた場合に解消できる方法で、TOP50で活躍する山岡計文プロに教わった方法です。
まずラインには何も結ばず、ラインの先を水面につけボートを走らせます。
するとどんどんラインが出ていきます。
ヨレが発生している部分が全部出たらベールを起こしてテンションを感じながら引っ張ります。
ある程度走ったら流していたラインを巻き取って完了です。
*ボートが多い場所や狭いフィールドでは他のボートのモーターに巻き込む可能性があるので注意が必要です。

それでは今回はこの辺までとします。
皆さんもライントラブル対策で快適にバスフィッシングを楽しんでください!
それではまた!

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【バスフィッシング消費者の部屋】YouTuberバスキエのコレイイヨ!
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