Microcast Spool AMB5550UCの取り付け方法
■取付方法
ウルトラキャストの左ハンドルモデル、ABU Ambassadeur 5501Cです。
(5500Cなども同様です)
リールを分解します。
分解すると、スプールからシャフトが抜けます。
(シャフトを引っ張るとハンドル側にユニットから外すことができます)
写真のようにシャフトが抜けないモデルは、対応リールではありません。
スプールに装着されている、コグホイール(樹脂製の白いギア)を引っ張って外します。
コグホイールの奥にベアリング(10x4x4)が入っていますので取り外します。
きつくは無いので、スプールを傾けると出てきます。
遠心ブレーキパーツを外します。
このモデルは写真のように樹脂製の6ポイントブレーキとなり、スプールに押し込んで取り付けてあります。
(樹脂内径部分の突起(ツメ)がスプールに引っかかっています)
マイナスドライバーのような工具を用いて外してください。
遠心ブレーキパーツは割れないように、又純正スプールに傷が付かないようにご注意ください。
ウルトラキャストの古いモデルには、金属製の2ポイントブレーキもあります。
その場合は金属製のCリングで固定されていますので、Cリングを外して分解してください。
アベイル製4ポイントブレーキ(UCモデル用)のページに説明がございます。
写真のような順番で部品が取り付けられています。
遠心ブレーキパーツ側の部品をスプールに取り付けます。
入れる順番は、ワッシャ(銅板のリング)、ベアリング、遠心ブレーキパーツの順です。
遠心ブレーキパーツは、指で「パチン」と押し込んでください。
遠心ブレーキパーツには、裏表がありますので取り付ける際ご注意ください。
写真の左側がスプール接触面になります。
ブレーキブロックの中心が若干ズレているので確認してください。
コグホイールとその下のベアリングを組みつけてください。
取り付け部には、ギヤ形状の凹凸がありますので、噛み合わせを確認して押し込んでください。
コグホイールを回しながら、軽く押すとうまくいきます。
上の写真がコグホイールが正しくはまっている状態です。
下の写真は、噛み合っていませんので、コグホイールが浮いてしまっています。
スプールを組み込む際には、ブレーキブロックを内側に寄せておいてください。
改めてブレーキ調整を行って下さい。遠心ブレーキは純正スプールの時よりも少ない数でブレーキ力が得られるはずです。
(スプールが軽くなることで、必要とするブレーキ力が弱くなるため)