シマノ・ダイワ最新レバーブレーキ、購入するならどれがオススメ!?
◆2016年秋の新作磯釣り用スピニングリール比較!
2016年の秋、ダイワ、シマノ両メーカーから磯釣り用新作リールがそれぞれ2機種ずつ発売となりました。
ダイワからは16トライソと16プレイソ、シマノからは16BB-X ラリッサと16BB-X デスピナ。
それぞれ、各メーカーの入門者用リールと中堅者向けのリールでそれぞれのブランドの最新モデルになります。
どのリールも近年の最新技術が多く搭載されています。
ダイワ製16トライソ・16プレイソは、ATDドラグ・ZAION(ザイオン)素材・マグシールド。
シマノ製16BB-X ラリッサ・16BB-X デスピナならば、HAGANEギア・HAGANEボディ・X-SHIP・コアプロテクト。
グレードで言えば、16トライソと16BB-X ラリッサが入門者用モデル、16プレイソと16BB-X デスピナが中級者向けモデルというカテゴライズになります。
どのリールも普通に釣りを楽しむのであれば、どれも高性能な素晴らしいリールですが、購入の際はどういった違いがあるのかがどうしても気になってしまうもの。
ここではそういった、各リールのちょっとした違いをご紹介出来ればと思います。
◆16トライソと16BB-X ラリッサを比較検討
まずは外見から。
16トライソはシルバーを基調とし各所にワンポイントとしてブラックやゴールドのパーツがある落ち着いた雰囲気のある配色。
16BB-X ラリッサはブラックを基調とし、レッドでアクセントを入れた攻撃的な雰囲気がある配色になっています。
それぞれのスペックを2500番を参考に比較してみると、
・ギア比
ギア比はほぼ同じ6.0あたりをベースのラインナップとなっていますが、16トライソにはギア比5.3のローギアモデルが、16BB-X ラリッサにはギア比6.6のエクストラハイギアモデルが
それぞれにだけラインナップされています。
・最大ドラグ力(kg)
ドラグ性能は16BB-X ラリッサのほうが約2.0kgほど高めに設定されています。この点から大物とのやりとりでも比較的余裕を持って対処が出来るのではないかと思います。
・自重(g)
16BB-X ラリッサのほうが10g軽いです。
・ラインキャパ(ナイロン号-m)
2500番基準で考えますと、16トライソは3号-150m,16BB-X ラリッサは3号-120m。
ラインは16トライソのほうがより多く巻けるみたいです。
・最大巻上長(cm)
2500番のハイギアモデル基準で考えますと、16トライソは91cm、16BB-X ラリッサは90cm。ほぼ同じ巻上量になります。
ちなみに、16トライソのハイギアモデルは従来では88cmでしたが、今モデルからは91cmになっているのも特徴です。
・ハンドル長(mm)
これは、番手に関わらずすべて50mmのようです。
・ベアリング数
これも番手に関わらず5個と同じ数が搭載されています。
ここで気になったのはベアリングが搭載されている箇所なのですが、その中でも注目したいのがラインローラー部です。
純正状態では、16トライソにはベアリングが入っていませんが、16BB-X ラリッサには最初からラインローラーにベアリングが搭載されているのです!
しかも、最新のコアプロテクト機能がついているラインローラーです。前モデルの11BB-X ラリッサには純正状態でラインローラーは搭載されていませんでしたのでこれは大きな違いです。これだけでも糸ヨレなどのライントラブルは激減すると思います。
ちなみに、16トライソもヘッジホッグスタジオのベアリングキットをご利用いただければ、ラインローラーに1個、ハンドルノブ部に2個ベアリングを装着出来るのでオススメです。
16BB-X ラリッサもヘッジホッグスタジオのベアリングキットをご利用いただければハンドルノブ部に2個ベアリングを装着出来ます。
・価格
16トライソが25.700円、16BB-X ラリッサが27.500円となり、1,800円の差となります。
以上が、スペック表から見れる両リールの違いです。
あとは、ボディ素材。
16トライソがZAION(ザイオン)カーボン樹脂素材、16BB-X ラリッサがHAGANEボディで金属素材。
リールの自重自体はあまり大差ないのでこれはお好みで選ばれても大丈夫な違いかと思います。
スプールの自重も若干違っておりまして、16トライソは約63g、16BB-X ラリッサは約46gとなっています。
◆具体的にオススメは?
では、どちらがオススメのリールかと言いますと。。。。。難しい!!
どちらも防水性能・軽さはほぼ同等。気になる違いと言えば、ボディの素材(カーボン樹脂か金属か)かラインローラー部のベアリングの有無、あとギア比でしょうか?
これ以上は皆様がリールのどの部分を重要視されているかにもよるのですが、
ギア比が6.0とほぼ同じ2500番台ならば、
カスタムをされない方ならば、16BB-X ラリッサがオススメです!
決め手はラインローラー部のベアリングが最初から入っているから!
ラインローラー部にベアリングが入っているいないは糸ヨレ対策で非常に重要なのでどうしても無視できない要素と自分は考えております。
カスタムが出来る方ならば、16トライソです!
自分がネックに思っているラインローラーのベアリングは、ヘッジホッグスタジオのベアリングキットで補うと考えて、もうひとつの決め手はスプールの構造です。
糸落ちなどのトラブルが発生がしにくいようライン放出時にあえて強く摩擦力がかかるようデザインされているという16トライソのスプール。
個人的に気になってしまいましたので!
そして、中にはエクストラハイギアがいい、ローギアがいいという方もいらっしゃるかも知れません。
その場合、ハイギアモデルご所望ならば16BB-X ラリッサ、ローギアモデルご所望ならば16トライソです。
理由は、16BB-X ラリッサにはローギアのモデルがなく、16トライソにはエクストラハイギアのモデルがないからです。
◆16プレイソと16BB-X デスピナを比較検討
まずは外見から。
16プレイソはブラックを基調とし、ゴールドがあしらわれた配色で、16BB-X デスピナはブラックを基調とし、ゴールドでアクセントを入れた配色になっています。
どちらも非常に高級感がある外見をしているのが特徴です。
それぞれのスペックを2500番を参考に比較してみると、
・ギア比
ギア比はほぼ同じ6.0あたりをベースのラインナップとなっていますが、16プレイソにはさらにギア比5.3のローギアモデルが、16BB-X デスピナにはギア比4.3ローギアモデルと6.6の
エクストラハイギアモデルがラインナップされています。ギア比の選択幅は16BB-X デスピナのほうが広いです。
・最大ドラグ力(kg)
ドラグ性能は16BB-X デスピナのほうが約2.0kgほど高めに設定されています。この点から大物とのやりとりでも比較的余裕を持って対処が出来るのではないかと思います。
・自重(g)
16BB-X デスピナのほうが10g軽いです。
ちなみに、今回新発売された4機種の中で最軽量です。
・ラインキャパ(ナイロン号-m)
2500番基準で考えますと、16プレイソは3号-150m,16BB-X デスピナは3号-120m。
ラインは16プレイソのほうがより多く巻けるみたいです。
・最大巻上長(cm)
2500番のハイギアモデル基準で考えますと、16プレイソは91cm、16BB-X デスピナは90cm。ほぼ同じ巻上量になります。
なお、16BB-X デスピナのエクストラハイギアモデルだと98cmとなり、これは今回新発売された4機種の中で最長です。
・ハンドル長(mm)
2500番基準で考えますと、すべて50mmのようです。
16BB-X デスピナのローギアモデルのみちょっと長い55mmが装備されています。
・ベアリング数
これも番手に関わらず6個と同じ数が搭載されています。
ここでも気になったのはベアリングが搭載されている箇所。ラインローラー部にベアリングが標準装備されているのかです。
純正状態では、16プレイソにはベアリングが入っていませんが、16BB-X ラリッサには最初からラインローラーにベアリングが搭載されています。
余談ですが、11BB-X デスピナには標準状態でラインローラー部にベアリングは入っていませんでした。
ちなみに、16プレイソもヘッジホッグスタジオのベアリングキットをご利用いただければ、ラインローラーに1個、ハンドルノブ部に1個ベアリングを装着出来るのでオススメです。16BB-X デスピナもヘッジホッグスタジオのベアリングキットをご利用いただければハンドルノブ部に2個ベアリングを装着出来ます。
・価格
16プレイソが39,600円、16BB-X デスピナが39,000円となり、600円の差となります。
以上が、スペック表から見れる両リールの違いです。
それと構造的な違いが2点。
・ボディ素材
16プレイソがZAION(ザイオン)カーボン樹脂素材、16BB-X デスピナがHAGANEボディで金属素材。
リールの自重自体はあまり大差ないのでこれはお好みで選ばれても大丈夫な違いかと思います。
それとローターの構造。16プレイソでは16トライソと同じローター構造ですが、16BB-X デスピナは16BB-X トライソと異なりマグナムライトローターを装備しています。
これによる巻き心地の軽やかさの違いはやはりあると思います。
・ハンドル
16プレイソにはワンタッチでハンドルを折りたたむことが出来る機構がついております。16BB-X デスピナはハンドルを逆回転させてネジを緩めハンドルを折りたたむ構造です。
ちなみに、スプール自重はどちらのリールも約50gとほぼ同等でした。
◆具体的にオススメは?
どちらも防水性能・軽さはほぼ同等。気になる違いと言えば、ボディの素材(カーボン樹脂か金属か)かラインローラー部のベアリングの有無、あとギア比とローターとハンドルの構造でしょうか?
これ以上は皆様がリールのどの部分を重要視されているかにもよるのですが、
ギア比が6.0とほぼ同じ2500番台ならば、
自分は16BB-X デスピナを使ってみたいですね。
最初からラインローラー部にベアリングがが入っていることはもちろんですが、なにより巻きの軽さに惹かれました。
そして、エクストラハイギアからローギアまである幅広いラインナップも魅力だと思います。トーナメントユーザーも満足の出来るリールだと思います。
ただ、重厚感は圧倒的に16プレイソにあるように思います。
キットを使えばラインローラー部にもベアリング追加可能ですのでカスタムリールとしてもオススメですし、太めの長く重たい竿につけて一発大物狙いなど
やってみたいリールです。
◆2016年シマノ・ダイワ最新レバーブレーキ その他のコンテンツ
●比較インプレ! シマノ16BB-X デスピナと16BB-X ラリッサの違いはどこだ!?
●比較インプレ! ダイワ16プレイソと16トライソ違いはどこだ!?
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2016年の秋、ダイワ、シマノ両メーカーから磯釣り用新作リールがそれぞれ2機種ずつ発売となりました。
ダイワからは16トライソと16プレイソ、シマノからは16BB-X ラリッサと16BB-X デスピナ。
それぞれ、各メーカーの入門者用リールと中堅者向けのリールでそれぞれのブランドの最新モデルになります。
どのリールも近年の最新技術が多く搭載されています。
ダイワ製16トライソ・16プレイソは、ATDドラグ・ZAION(ザイオン)素材・マグシールド。
シマノ製16BB-X ラリッサ・16BB-X デスピナならば、HAGANEギア・HAGANEボディ・X-SHIP・コアプロテクト。
グレードで言えば、16トライソと16BB-X ラリッサが入門者用モデル、16プレイソと16BB-X デスピナが中級者向けモデルというカテゴライズになります。
どのリールも普通に釣りを楽しむのであれば、どれも高性能な素晴らしいリールですが、購入の際はどういった違いがあるのかがどうしても気になってしまうもの。
ここではそういった、各リールのちょっとした違いをご紹介出来ればと思います。
◆16トライソと16BB-X ラリッサを比較検討
まずは外見から。
16トライソはシルバーを基調とし各所にワンポイントとしてブラックやゴールドのパーツがある落ち着いた雰囲気のある配色。
16BB-X ラリッサはブラックを基調とし、レッドでアクセントを入れた攻撃的な雰囲気がある配色になっています。
それぞれのスペックを2500番を参考に比較してみると、
16 トライソ | ||||||||||
品番 | ギア比 | 最大ブレーキ力(kg) | 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法(径mm/ストロークmm) | ナイロン糸巻量(号-m) | 最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) |
ハンドル長 (mm) |
ベアリング数 (ボール) |
本体価格(円) |
2000H-LBD | 6,2 | 6,0 | 280 | 2-150 3-100 |
91 | 50 | 5 | 25,700 | ||
2500LBD | 5,3 | 6,0 | 280 | 3-150 4-100 |
79 | 50 | 5 | 25,700 | ||
2500H-LBD | 6,2 | 6,0 | 280 | 3-150 4-100 |
91 | 50 | 5 | 25,700 | ||
3000H-LBD | 6,2 | 6,0 | 275 | 4-150 5-120 |
91 | 50 | 5 | 25,700 |
16BB-X ラリッサ |
||||||||||
品番 | ギア比 | 最大ブレーキ力(kg) | 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法(径mm/ストロークmm) | ナイロン糸巻量(号-m) PE糸巻量(号-m) |
最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) |
ハンドル長 (mm) |
ベアリング数 S A-RB/ ローラー |
本体価格(円) |
2500DHG | 6,0 | 8,0 | 8,0 | 270 | 47.5/14.5 | 2-170、2.5-150、3-120 1-320、1.2-220、1.5-160 |
90 | 50 | 5/0 | 27,500 |
2500DXG | 6,6 | 8,0 | 8,0 | 270 | 47.5/14.5 | 2-170、2.5-150、3-120 1-320、1.2-220、1.5-160 |
98 | 50 | 5/0 | 27,500 |
C3000DXG | 6,6 | 8,0 | 8,0 | 270 | 47.5/14.5 | 2.5-180、3-150、4-100 1-400、1.5-270、2-180 |
98 | 50 | 5/0 | 27,500 |
C3000DHG | 6,0 | 8,0 | 8,0 | 270 | 47.5/14.5 | 2.5-180、3-150、4-100 1-400、1.5-270、2-180 |
90 | 50 | 5/0 | 27,500 |
・ギア比
ギア比はほぼ同じ6.0あたりをベースのラインナップとなっていますが、16トライソにはギア比5.3のローギアモデルが、16BB-X ラリッサにはギア比6.6のエクストラハイギアモデルが
それぞれにだけラインナップされています。
・最大ドラグ力(kg)
ドラグ性能は16BB-X ラリッサのほうが約2.0kgほど高めに設定されています。この点から大物とのやりとりでも比較的余裕を持って対処が出来るのではないかと思います。
・自重(g)
16BB-X ラリッサのほうが10g軽いです。
・ラインキャパ(ナイロン号-m)
2500番基準で考えますと、16トライソは3号-150m,16BB-X ラリッサは3号-120m。
ラインは16トライソのほうがより多く巻けるみたいです。
・最大巻上長(cm)
2500番のハイギアモデル基準で考えますと、16トライソは91cm、16BB-X ラリッサは90cm。ほぼ同じ巻上量になります。
ちなみに、16トライソのハイギアモデルは従来では88cmでしたが、今モデルからは91cmになっているのも特徴です。
・ハンドル長(mm)
これは、番手に関わらずすべて50mmのようです。
・ベアリング数
これも番手に関わらず5個と同じ数が搭載されています。
ここで気になったのはベアリングが搭載されている箇所なのですが、その中でも注目したいのがラインローラー部です。
純正状態では、16トライソにはベアリングが入っていませんが、16BB-X ラリッサには最初からラインローラーにベアリングが搭載されているのです!
しかも、最新のコアプロテクト機能がついているラインローラーです。前モデルの11BB-X ラリッサには純正状態でラインローラーは搭載されていませんでしたのでこれは大きな違いです。これだけでも糸ヨレなどのライントラブルは激減すると思います。
ちなみに、16トライソもヘッジホッグスタジオのベアリングキットをご利用いただければ、ラインローラーに1個、ハンドルノブ部に2個ベアリングを装着出来るのでオススメです。
16BB-X ラリッサもヘッジホッグスタジオのベアリングキットをご利用いただければハンドルノブ部に2個ベアリングを装着出来ます。
・価格
16トライソが25.700円、16BB-X ラリッサが27.500円となり、1,800円の差となります。
以上が、スペック表から見れる両リールの違いです。
あとは、ボディ素材。
16トライソがZAION(ザイオン)カーボン樹脂素材、16BB-X ラリッサがHAGANEボディで金属素材。
リールの自重自体はあまり大差ないのでこれはお好みで選ばれても大丈夫な違いかと思います。
スプールの自重も若干違っておりまして、16トライソは約63g、16BB-X ラリッサは約46gとなっています。
◆具体的にオススメは?
では、どちらがオススメのリールかと言いますと。。。。。難しい!!
どちらも防水性能・軽さはほぼ同等。気になる違いと言えば、ボディの素材(カーボン樹脂か金属か)かラインローラー部のベアリングの有無、あとギア比でしょうか?
これ以上は皆様がリールのどの部分を重要視されているかにもよるのですが、
ギア比が6.0とほぼ同じ2500番台ならば、
カスタムをされない方ならば、16BB-X ラリッサがオススメです!
決め手はラインローラー部のベアリングが最初から入っているから!
ラインローラー部にベアリングが入っているいないは糸ヨレ対策で非常に重要なのでどうしても無視できない要素と自分は考えております。
カスタムが出来る方ならば、16トライソです!
自分がネックに思っているラインローラーのベアリングは、ヘッジホッグスタジオのベアリングキットで補うと考えて、もうひとつの決め手はスプールの構造です。
糸落ちなどのトラブルが発生がしにくいようライン放出時にあえて強く摩擦力がかかるようデザインされているという16トライソのスプール。
個人的に気になってしまいましたので!
そして、中にはエクストラハイギアがいい、ローギアがいいという方もいらっしゃるかも知れません。
その場合、ハイギアモデルご所望ならば16BB-X ラリッサ、ローギアモデルご所望ならば16トライソです。
理由は、16BB-X ラリッサにはローギアのモデルがなく、16トライソにはエクストラハイギアのモデルがないからです。
◆16プレイソと16BB-X デスピナを比較検討
まずは外見から。
16プレイソはブラックを基調とし、ゴールドがあしらわれた配色で、16BB-X デスピナはブラックを基調とし、ゴールドでアクセントを入れた配色になっています。
どちらも非常に高級感がある外見をしているのが特徴です。
それぞれのスペックを2500番を参考に比較してみると、
16 プレイソ | ||||||||||
品番 | ギア比 | 最大ブレーキ力(kg) | 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法(径mm/ストロークmm) | ナイロン糸巻量(号-m) | 最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) |
ハンドル長 (mm) |
ベアリング数 (ボール) |
本体価格(円) |
2000H-LBD | 6,2 | 6,0 | 270 | 2-150 3-100 |
91 | 50 | 6 | 39,600 | ||
2500LBD | 5,3 | 6,0 | 270 | 3-150 4-100 |
79 | 50 | 6 | 39,600 | ||
2500H-LBD | 6,2 | 6,0 | 270 | 3-150 4-100 |
91 | 50 | 6 | 39,600 | ||
3000H-LBD | 6,2 | 6,0 | 270 | 4-150 5-120 |
91 | 50 | 6 | 39,600 |
16BB-X デスピナ |
||||||||||
品番 | ギア比 | 最大ブレーキ力(kg) | 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法(径mm/ストロークmm) | ナイロン糸巻量(号-m) PE糸巻量(号-m) |
最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) |
ハンドル長 (mm) |
ベアリング数 S A-RB/ ローラー |
本体価格(円) |
2500DHG | 6,0 | 8,0 | 8,0 | 260 | 47.5/14.5 | 2-170、2.5-150、3-120 1-320、1.2-220、1.5-160 |
90 | 50 | 6/0 | 39,000 |
2500DXG | 6,6 | 8,0 | 8,0 | 260 | 47.5/14.5 | 2-170、2.5-150、3-120 1-320、1.2-220、1.5-160 |
98 | 50 | 6/0 | 39,000 |
C3000DXG | 6,6 | 8,0 | 8,0 | 260 | 47.5/14.5 | 2.5-180、3-150、4-100 1-400、1.5-270、2-180 |
98 | 50 | 6/0 | 39,000 |
C3000D TYPE-G | 4,6 | 8,0 | 8,0 | 260 | 47.5/14.5 | 2.5-180、3-150、4-100 1-400、1.5-270、2-180 |
69 | 55 | 6/0 | 39,000 |
・ギア比
ギア比はほぼ同じ6.0あたりをベースのラインナップとなっていますが、16プレイソにはさらにギア比5.3のローギアモデルが、16BB-X デスピナにはギア比4.3ローギアモデルと6.6の
エクストラハイギアモデルがラインナップされています。ギア比の選択幅は16BB-X デスピナのほうが広いです。
・最大ドラグ力(kg)
ドラグ性能は16BB-X デスピナのほうが約2.0kgほど高めに設定されています。この点から大物とのやりとりでも比較的余裕を持って対処が出来るのではないかと思います。
・自重(g)
16BB-X デスピナのほうが10g軽いです。
ちなみに、今回新発売された4機種の中で最軽量です。
・ラインキャパ(ナイロン号-m)
2500番基準で考えますと、16プレイソは3号-150m,16BB-X デスピナは3号-120m。
ラインは16プレイソのほうがより多く巻けるみたいです。
・最大巻上長(cm)
2500番のハイギアモデル基準で考えますと、16プレイソは91cm、16BB-X デスピナは90cm。ほぼ同じ巻上量になります。
なお、16BB-X デスピナのエクストラハイギアモデルだと98cmとなり、これは今回新発売された4機種の中で最長です。
・ハンドル長(mm)
2500番基準で考えますと、すべて50mmのようです。
16BB-X デスピナのローギアモデルのみちょっと長い55mmが装備されています。
・ベアリング数
これも番手に関わらず6個と同じ数が搭載されています。
ここでも気になったのはベアリングが搭載されている箇所。ラインローラー部にベアリングが標準装備されているのかです。
純正状態では、16プレイソにはベアリングが入っていませんが、16BB-X ラリッサには最初からラインローラーにベアリングが搭載されています。
余談ですが、11BB-X デスピナには標準状態でラインローラー部にベアリングは入っていませんでした。
ちなみに、16プレイソもヘッジホッグスタジオのベアリングキットをご利用いただければ、ラインローラーに1個、ハンドルノブ部に1個ベアリングを装着出来るのでオススメです。16BB-X デスピナもヘッジホッグスタジオのベアリングキットをご利用いただければハンドルノブ部に2個ベアリングを装着出来ます。
・価格
16プレイソが39,600円、16BB-X デスピナが39,000円となり、600円の差となります。
以上が、スペック表から見れる両リールの違いです。
それと構造的な違いが2点。
・ボディ素材
16プレイソがZAION(ザイオン)カーボン樹脂素材、16BB-X デスピナがHAGANEボディで金属素材。
リールの自重自体はあまり大差ないのでこれはお好みで選ばれても大丈夫な違いかと思います。
それとローターの構造。16プレイソでは16トライソと同じローター構造ですが、16BB-X デスピナは16BB-X トライソと異なりマグナムライトローターを装備しています。
これによる巻き心地の軽やかさの違いはやはりあると思います。
・ハンドル
16プレイソにはワンタッチでハンドルを折りたたむことが出来る機構がついております。16BB-X デスピナはハンドルを逆回転させてネジを緩めハンドルを折りたたむ構造です。
ちなみに、スプール自重はどちらのリールも約50gとほぼ同等でした。
◆具体的にオススメは?
どちらも防水性能・軽さはほぼ同等。気になる違いと言えば、ボディの素材(カーボン樹脂か金属か)かラインローラー部のベアリングの有無、あとギア比とローターとハンドルの構造でしょうか?
これ以上は皆様がリールのどの部分を重要視されているかにもよるのですが、
ギア比が6.0とほぼ同じ2500番台ならば、
自分は16BB-X デスピナを使ってみたいですね。
最初からラインローラー部にベアリングがが入っていることはもちろんですが、なにより巻きの軽さに惹かれました。
そして、エクストラハイギアからローギアまである幅広いラインナップも魅力だと思います。トーナメントユーザーも満足の出来るリールだと思います。
ただ、重厚感は圧倒的に16プレイソにあるように思います。
キットを使えばラインローラー部にもベアリング追加可能ですのでカスタムリールとしてもオススメですし、太めの長く重たい竿につけて一発大物狙いなど
やってみたいリールです。
◆2016年シマノ・ダイワ最新レバーブレーキ その他のコンテンツ
●比較インプレ! シマノ16BB-X デスピナと16BB-X ラリッサの違いはどこだ!?
●比較インプレ! ダイワ16プレイソと16トライソ違いはどこだ!?
●シマノ・ダイワ最新レバーブレーキ、購入するならどれがオススメ!?