ベイトリールのベアリング交換方法
16メタニウムMGLのベアリング交換方法
16メタニウムMGLは13メタニウムとは異なり、スプールにベアリングが取り付けられていますのでそちらを交換します。
※サイドカバープレート側は、13メタニウムと共通です。
スプールシャフト部分のベアリング交換方法
スプールベアリングを交換する為には、シャフトピンとEリングを取り外す必要があります。
まず、スプールシャフトピンを抜いていきます。シャフトピンは左右で太さが異なりますがどちらから抜かれても問題はありません。
スプールシャフトピンをスプールベアリングリムーバーを使って抜いていきます。
※ スプールベアリングリムーバーをお持ちでない場合は、販売・レンタルもしております。
→ スプールベアリングリムーバーについて詳しくはコチラをご覧下さい。
次にEリングを外していきます。
まず、作業中にEリングが飛んでいかないように幅の広いテープ(透明のガムテープなど)を使って簡易的な壁を作ります。
ここからの作業には爪楊枝を2本使います。爪楊枝の先端をEリングの両端に引っ掛け、2本同時に押し込んでEリングを取り外します。
※プライヤーなどの金属工具を用いますとスプールシャフトやスプール本体を傷つけてしまいますのでご使用はお控えください。
Eリングを取り外すと上記のパーツが取り出せます。特にスプリング両端にあるワッシャーの紛失にご注意ください。ここでベアリングを交換します。
では元に戻していきます。ワッシャー⇒スプリング⇒ワッシャー⇒ベアリングの順番でスプールシャフトへ取り付けます。そして、写真の矢印の位置にある溝にEリングを取り付けます。
最初に指で軽くEリングを押し込んだ後、爪楊枝の先端と反対側の部分でEリングをさらに押し込みます。
Eリングの両端が写真の位置までくれば大丈夫です。
最後にスプールシャフトピンをスプールベアリングリムーバーを使って元に戻します。シャフトピンの両端が均等な長さで出ていることが確認できれば作業完了です。