2010年12月

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あと数時間で今年も終わりですが・・・。
当店は年中無休で年始も営業しておりますよ!

さてここ数日、オーバーホール用のチューニングベアリングを購入される方が多く、
時間があるこの時期にじっくりと腰を据えてリールメンテをしよう!
と考える人が多いようですね。

フルベアリングチューニング程度でしたら、数10分で終わってしまいますが、
完全なオーバーホールとなると、なかなか時間がかかります。

今年一年の釣行を思い出しながら、
愛機のメンテナンスにいそしむ・・・いいですね。


(今年のオフショアは連敗でした・・・。)

末筆になりましたが、今年も多くのお客様・関係者様に大変お世話になりました。
来年も精進して励んで参りますので、どうぞよろしくお願い致しますm( _ _ )m

先日、10セルテート 3012H ハイギヤカスタムが発売されましたが
もうお店で触られました?



この年末年始のSALEでゲット!と思っておられる方も多いと思います。

まだ実釣には使用してませんが、回した感じはハイギヤと感じさせない巻き心地、
高負荷が掛かったときに、どうなるかが見物です。

この滑らかさでそのまま負荷の掛かるライトショアジギングなどでも
耐久性など、問題なく使用できるのであれば、
これはなかなかいいリールだと思います。
(糸巻き量が少ないのが気になりますが・・・)

10ステラのハイギヤモデルに対抗する機種になるのでしょうかね?
価格も抑えめですし、このリールではじめてハイギヤを使われる方も多くなるのでは?

なお、HEDGEHOG STUDIOのベアリングキットも早速対応しました。
ベアリングを追加出来るのは、スプール内とスプール受けの2箇所です。


今年も残すところあと僅か・・・。
新年に向けて工場から続々とベアリングが入荷してきました。

重たいダンボールの中には数万個のベアリング・・・。
これらをすべて手作業にて検品していきます。


(ほんの一部ですが、これだけでも何時間かかることやら・・・)

結構根気のいる作業です・・・。

もちろん工場の方でも世界最高レベルの厳しい製品検査を行い、
合格したベアリングだけが当工房まで送られてくるのですが・・・。

ここから更に厳しくより分けし、
HEDGEHOG STUDIOの性能基準に満たない物は破棄します。

そしてそれぞれのベアリングに合ったオリジナルチューニングを施し、
専用オイルでトリートメントして完成です!

ひとつひとつのベアリングにも結構な手間がかかっているんですよ。

細かい設計や行程は公開できませんが、
ここまでこだわるから、普通のベアリングとは滑らかさが違うんですね。