アブ2500Cをトラウトカスタム!【レベルワインド周り編-その1-】

HEDGEHOG STUDIOのtomosukeです。

昨日自前のアンバサダー2500Cをエリアトラウトで使うべくカスタムをする!という記事を書かせてもらいましたが、今日から早速改造開始です!早速専用パーツが出てきます(笑)




カスタムしていくのはこのシルバーのアンバサダー 2500C。

ちょこちょこパーツが純正品と違うのは、分解して内部の勉強していたのと、過去に自分がイベントをやっていた時に行っていた試投会用に軽くカスタムしていた為です。



色々試行錯誤していたので適合パーツ以外のものもついていますし、バス用にセッティングしていたのでここからトラウト用にチェンジしていきます。(ホント適当にパーツ組んでいるだけでバランスバラバラなのであまり見ないでいただけると嬉しいです(汗))




最初の今回はレベルワインド周りのパーミングカップ側内部にあるギア2つです。

アンバサダーを使っている方ならば既存の事実とは思いますが、アンバサダー 2500Cはキャスト時にもスプールの回転に連動してレベルワインドが動く構造になっています。

簡単に説明しますと、①のギアがスプールのシャフト軸とはめ合わさっておりスプールが回転すると一緒に回ります。その回転が接触している②のギアに伝わって一緒に回転し、最後に②の内側のギアからレベルワインド部に取り付けられている③のギアに伝わってレベルワインドが動く、という仕組みです。

問題は、レベルワインドを動かす為に間にギアが2つも入っている影響でどうしても抵抗が大きくなりスプールの回転レスポンスが悪くなってしまうこと。

かなり軽いルアーをキャストするトラウト系ではストレスなくキャストする為にスプールの回転効率は上げておきたいので、是非とも改善したい点です。




そして、これを解決する為のパーツがアベイルとバレーヒルから発売されています。



まず①のギア。

Avail製 #10255 コグホイールです。

アンバサダー1500や2500シリーズ対応で純正パーツ番号#10255又は#1152469に取って代わるパーツです。

カラーはブラックとレッドの2色。

回転部分で磨耗が激しいので中々手に入りにくい純正品代わりのスペアパーツという意味合いもありそうですが、ギアのデザインも少し異なっています。重量的にはコンマ数グラムしか差がありませんので劇的にスペックが上がるというわけではなさそうですが、軽やかな巻き心地を維持するためにギアの状態は重要ですのでこういうパーツがあるのは非常に安心できます。

自分もギアが磨耗気味でしたので交換しておきました。





続きまして②のギア。

1つはアベイル製 #5152 軽量化コグホイール

純正パーツと比べギア内部が大きくブランキングされており軽量化が施されている他、ベアリングがシャフト部に2個入っていて回転性能も向上しています。カラーも4色と豊富です。




もう1つはバレーヒル製 No.5152 スーパーギヤNo.5152 スーパーギヤⅡ

こちらもシャフト部にベアリングが追加されているパーツで1個入りと2個入りが用意されています。

分解していて気づいたのですが、中古で購入した自分のアンバサダー2500Cにこのパーツが組み込まれていました。それほどおなじみのパーツ・カスタム方法ということだと思います。


これら2つのパーツも軽量化及びベアリング化によって回転効率を向上させるカスタムパーツというだけでなく、手に入りにくい純正パーツ代わりのスペアパーツという役割も果たします。

ベアリングの効果はよく分かっていますので、こちらも交換しておくことにしました。




②のギアに関しては、幸運にも最初から組み込まれていることが分かったのですが、今回はブランキングされているアベイル製コグホイールの効果が気になったのでAvail製を組み込むことにしました。

ついでにカラーも合わせる為にブラックに!



見えない部分ですが、こういうところもこだわったほうが面白いと思う性分なもので(笑)

さて、これにてとりあえず前半戦は終了。


レベルワインド回りはまだまだカスタム出来る箇所があるんですよ~!

明日はその続きを書かせていただきます!



※追記

ちなみに、今回紹介した①と②のギアに対応したアベイル製のパーツ。困ったことにどちらも名前が"コグホイール"なんですね(汗)

見分け方はギアの形状と、商品名にある対応する純正パーツ番号が違うという2点になります。

これは我々も商品発送時に間違えそうになってしまう部分(あっちゃいけないんですが(汗))なので、皆様もご購入の際はご注意頂ければと思います。