17ソアレCI4+の500S番のラインローラーは2BB化可能!

HEDGEHOG STUDIOのtomosukeです。



今日は500番というかなり珍しい番手がランナップされていることで話題の、17ソアレCI4+のカスタムに関してです。

500番手って自分が覚えている限りソアレのような中堅スピニングリールにラインナップされることは少なかったと思います。アルテグラやナスキーなどの入門者用のラインナップではよくみていましたが、それでも最近は1000番が一番小さいサイズと思っていました。

個人的にも使ったことがない番手なので、ソアレの用途であるアジングやメバリングなどのライトソルトウォーターフィッシングでどんな面白い使い方が出来るか、どんなメリットがあるか楽しみなのですが、まずは釣行前にちょっといじってみたくなるのが性分!



というわけでリールを詳しく見てみると。。。



ハンドルには16ヴァンキッシュにも搭載されている最新のCI4+製カーボンシングルハンドル。長さはシングルハンドルの中で最短クラスの35㎜。




リール下部には最近のシマノ製スピニングリールではあまり見ないストッパーレバーがあります。




スプールシャフト部やスプール内部・ハンドルノブ内・ラインローラー部には初期状態でベアリングが組み込まれているという親切設計。ベアリングカスタムをする箇所はないな、と思っていたのですが、実はこの17ソアレCI4+,500Sだけラインローラーの構造が最近のシマノリールと異なっています。


現在のシマノスピングリールのラインローラーベアリングの主流はご存知の方も多いと思いますがラインローラーと一体化している1BB(シングルベアリング)タイプです。

ですが、この17ソアレCI4+ 500Sは2014年以前の2BB化が可能なタイプのラインローラーが搭載されていました。つまり、弊社キットを使えば2BB(ダブルベアリング)化が可能なモデルなんです!




ちなみに、モデルはシマノ用2BB化ラインローラーキットのVer.1が対応します。既にデーターも作成しておりますので,ラインのヨレ対策として是非チェック頂ければと思います。(シマノ・ラインローラー用のベアリングキットデータなんて数年ぶりに作りました(笑))
http://www.hedgehog-studio.com/product/6537

なお、C2000SS PGと2000S HGは現行のラインローラー1体型ベアリングタイプなのでキットはございません。ご注意を。



500番手のリールってあったかな。。。と会社のリール庫をがさごそしてみると、年式が分からないのですがナスキーの500番手が出てきたのでちょっと比較してみることに。




ボディサイズは従来と変わらないようです。しかし、マグナムライトローターやパーツのメイン素材に軽量のCI4+が使われていること、さらに500番という小柄サイズも相まってやはり軽いです。140gの重量は伊達ではないですね!

500番手ということでラインのよれが気になりますが、スプールエッジ部が通常の構造と異なり幅が広くなっているのでヨレ対策もされている構造のようです。