ベアリングチェックツールPROの2部品化について

KAKEDZUKA DESIGN WORKS・欠塚です。

 

今回はHEDGEHOG STUDIOの数あるリールメンテナンス専用ツールの中からベアリングチェックツールPROについてお話させてもらいますね。

 

 

まあ使い方はほとんどの方がご存知だと思いますが、リールのベアリングの清掃や回転のチェックをしてもらう際に、ベアリングをはめてもらうためのものです。

 

絶対にベアリングチェックツールPROでなければ作業できない訳ではないですが、やはり専用ツールを使う事で作業効率が全然違いますし、ベアリングの微細な違和感なども発見しやすくなります。

 

 

さて、そのベアリングチェックツールPROですが、HEDGEHOG STUDIOの社風というか、自分のワガママなのですが、いまだにマイナーチェンジを繰り返しておりまして(笑。

 

特に現在主流になっているPROタイプのもの(旧ライトタイプは生産中止)は中々に切削が困難なんです。

 

 

先端のタケノコ状になっている部分は1/100mm単位での寸法調整が必要ですし、ボディー部分は首が細くなっている部分に切り粉が絡んで不良率が高いんですよ。

 

 

なので前回のロットから頭部と本体部で部品を分けて製作しております。

 

 

この事にお気づきの方のいると思いますが、もしも最近購入されたお客様の中で気にしてなかったと言う方がいましたら、試して頂けるとおもしろいかと(笑。

 

まったく使用に影響はないのですが、頭部は外れる仕様になってるものがまだ少ないので、ご自分のものがどのタイプなのか確認してみてください。

 

まあ、だから何?、という感じですが(汗っ。

 

 

 

Written by 欠塚 実

東京都足立区の町工場で日々ものづくりに励んでます。
リールのカスタムパーツをデザインから設計、サンプル製作、そして時には自分でフィールドテストもします。
NBC房総チャプター(亀山ダム)にも参戦中です!

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